Chukaryori

1.中華料理の魅力

大皿に盛り付けた料理を回しながら楽しむ中国料理は、同じテーブルで料理を取り分けて食べるのでゲスト同士の会話も弾み、和やかな雰囲気が生まれます。比較的ローコストなのに色彩豊かでウェディングに

ふさわしい華やかさが有り、どんな人にも喜ばれるので、料理のセレクトの失敗も少ないでしょう。

2.伝統的な中国料理のマナー

円卓のテーブルを用い、大皿に盛り付けられた料理を、それぞれが小皿に取り分けて食べるのが中国料理。料理を盛った大皿は回転式になっていて、回転台を回しながら自分の小皿に取り分けていきます。このとき最初に料理をとるのはそれぞれの円卓の末席の者、結婚式の場合は招待者側です。
これは毒殺の多かった中国での昔からの習慣から生まれたマナーで、毒味の意味があります。

末席の者が取り分けた後は、上座の人にすすめ、上座から順に料理を取り分けて次に回していきます。

奇数は昔から不吉とされているため、円卓を囲む人数は偶数とされ、多くても八人、十人までになります。

3.マナー

伝統的なマナーはありますが、ウェディングの中国料理の席では、これらにこだわりすぎず、手近な料理を自由にとり、おいしくいただくのが大切です。ただし、料理の分量と人数を考えて適量をとり、自分でとったものは残さず食べるなどの基本的なマナーは忘れたくないもの。他のひとが料理を取っているときに、ターンテーブルをまわすなどの無作法がないように気を配りましょう。周囲をよく確かめてから、静かにまわし、

料理のサーバーは回転卓からはみださないようにおきます。基本的に料理は主客から取りますが、

何皿も同時に運ばれてくることもあるので、その場合は、主客が箸をつけるまで待つ必要はなく。

「失礼します」とひと言断ってから、先に手を出しても構いません。取り皿は、幾種類かの料理と同じ皿にとって食べますが、皿が汚れてしまった場合は適当に取り替えてもかまいません。

中国には、とりわけ用の箸やサーバーをつけたり、箸をさかさまにして取り箸にする風習はないので、それらがついてきていない場合は、自家箸で料理を取り分けましょう。中華風のウェディングといっても、料理が中華料理で、会場の飾りつけが中国風になっているだけで式次第や席次は洋風披露宴と同じになります。

結婚式に中国料理をセレクトする一番の魅力はゲスト同士の和やかな会話です。「良い結婚式だった」とゲストが思えるような時間の演出に中国料理は華を添えるでしょう。